2014年7月2日

量販店?専門店?PART-Ⅱ

今年も上半期を終え、7月に入って最初のブログ、27日に載せた内容をもう少し掘り下げてみた・・・もちろん私の個人的見解です。

26年前福島市北部に有った「白坂テニスクラブ」、そのオーナーに初めてガット張りのイロハを教えて頂いたのが始まり、その後自宅にスプリングアクションのガット張り機を買って、ストリンギングの研鑽を積んだ。
1996年コムデ・ラ・ポームを開店するときBABOLAT(外見はGOSEN)の電動ストリンギングマシーンを購入し、8年後にGOSENのマシーンを追加購入した。
そして現在に至っている。

少し前(先週)関西の量販店の友人からメールが来て、その店でガット張りをしていたUさんが会社の雇用契約を更新しないことを決めたそうだ!
彼は量販店の中でも最高のガット張り技術を持っていた。ある部分私よりこだわってガット張りを突き詰めていたと思う。
よく考えるとその事が量販店と合わなかったのかもしれない・・・。
彼と同じ職場で私はよく「Uさん、専門店の方が合ってるかも?」と言っていた。

毎年この時期量販店でラケットを買って(もちろんガットを張って)、当店に2回目以降のガット張りを依頼に来られる、そのガット張りを見て、私が次のガット張りをすることになる、

量販店さんは「ガットが張れる以上の事」は必要ない。

専門店は「ガットが張れる(チャンと張れる)事」がスタートである。

つまり量販店のゴールは、専門店のスタートという事になる。

当店でも今、「コムデ張り」(競技張り)への依頼がお客様の75%以上になっている、問診をして
・経験年数・プレースタイル・戦績・前のガット・目標などを聞いてガット選びや適性張り強度を相談している。

これからも専門店の自覚を持って、ガット張りの研鑽と研究を励んで行こうと自分に言い聞かせている、今日この頃です。

「自分に奢らず、お客様に媚びず、時にあせらず、自分のやれることをコツコツとやって行きたい」

注意:赤いウェアのフォトは関西でテニスアドバイザーをしていた時のものです。

1 件のコメント:

  1. 専門店は最初入りづらいです。一度入ってしまえば、いろいろ相談出来て力強い相談相手になりますね!

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